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”同じピアノなのに、演奏者によって、まるで別のピアノを弾いているかのように聴こえる・・”
という経験は、実に貴重なものです。
発表会やコンクールの聴衆からよく聞かれる感想です。

その昔、ピアノはタッチが重く、強い音が出せること、速く弾けることが高く評価されました。
ピアニストを志す者の中には、ピアノに毛布をかぶせたり、鍵盤に鉛を入れて重くしたりして負荷をかけることで、指の強化を訓練していた人がいました。

変遷を遂げ、現在のピアノはタッチが軽く、いかに打鍵のコントロールが出来、多彩な音色が出せるか・・ということが求められる時代になりました。

打鍵のコントロールには、しなやかな身体の使い方と、微妙なニュアンスを聴き分けられる良い耳が必要です。
そして、ピアノという楽器は誰にでも簡単に音を出すことができるが故に、ちょっとやそっとのことでは他との差がつかないところが難しく、
たゆまぬ努力が 大切です。

重さ50g、深さ1㎝ の鍵盤のタッチを考えて、工夫して、練習して・・そして何よりも大切なのは感ずる心。
膨大なる時間と努力の結晶である珠玉の音は、人々の感動を生み出します。

😀今年の発表会も7月に行われます。皆さん曲目も決まり、慌ただしい
春休みまでにはなんとかメドを立てたいところ。進級、進学の春は大変な時期

ですからね〜。余裕をもって、準備をしておかないと、あっという間に本番に

なってしまいます。

ホームページに掲載して下さった生徒さん、お家の方の声、で改めて胸にジン

と来ました。こんなことを感じてくれていたんだ…と文章の語る力を再認識し

ました。

発表会の時にお渡しするお手紙、心を込めて書こうと思うこの頃です。

勇気を出してホームページを開設、ブログも始めました!

「あのね、今度ホームページを載せることになってね…。」と突然の私からの

お願いに、写真や文章などの掲載を快くOKして下さった皆さん、本当にあり

がとうございました。 

趣味の講座で知り合った素敵なお友達が、知る人ぞ知る、デザインのお仕事を

されている方で、心のこもったホームページを作成して下さいました。とって

も気に入っています!

これからは、限られたレッスン時間だけではなく、ブログでも日々感ずる事な

どを発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。