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ベートーヴェン演奏論(ソナタ中期、後期)のセミナーがありました。
ベートーヴェンの生涯に起こった出来事からうかがわれる精神的なアプローチを熱く語った師のセミナーに改めて感動しました。

そして昨日は、ショパンコンクール in ASIAを聴きに行きました。
生徒の演奏中は客席にいる師である私も、喉がカラカラになる程緊張しましたが、見事、地区大会を通過し、次のステージへとつながりました。(ホッ)

本日は自分のレッスン…これまたレッスンして下さる師の演奏が素晴らしく…
今まで見落としていた楽譜からの発見にホクホクしています。

間もなく合唱(伴奏)の本番もあり、やっぱり春と秋は、オンシーズンですね。
忙しいけれど、1つ1つの出来事が、人生を豊かにしてくれると実感しています。

涼しくなった風を体に受け、「よーし、やるぞ〜。」という気持ちが湧く秋がやって参りました。

15日は早速、セミナー(ベートーヴェン初期の作品について)に行きました。
ベートーヴェンは、古典からロマン派への橋渡しをした大作曲家で、その作品は初期、中期、後期の3時代にに分類することができます。
初期とはいえ侮るなかれ、これをちゃんと知らなければその先は理解出来る訳がない…本当に充実した内容でした。そして、単なる作品分析に終始するのではなく、作品をどう捉え、表現する為にどのような練習をするか、ピアニストに大変役に立つ貴重な内容です。
これらは、他の作曲家の作品にも共通することが多く、現在自分で練習しているバッハ、シューマンの曲もとっても弾きやすくなりました。楽しい毎日です!

生徒さんにもピアノを奏でる喜びを思いっきり味わってもらえたらいいなー、と思います。私自身、ピアノを弾くことがとても好きなので、本当に心から願っていることなのです。

秋と言えば、芸術の他にスポーツ。
中学の体育祭観戦も楽しむことが出来ました。運動部の新人戦、合唱祭や文化祭など、沢山のイベントがありますね。

過ごしやすい季節に、健康な身体で多くの収穫を得られますように。

今年はずい分と涼しい夏で楽な反面、これだけ涼しい日が続くと、あとが怖いような…複雑な心境です。

自分の為のまるまる1週間の夏休みは、読書、ICレコーダーの整理をしました。
本番前のレッスンや練習で必死に録り、たまってしまったものを1つずつ確かめて、消去したり、保存したり…とってもよい勉強になりました。特に、時が少し経ってから改めて聴くと客観的に判断できるので、今後の課題がはっきりと見えて来ました。

レッスンの方では、しばらくぶりに再会した生徒さんが集中レッスンに来てくださり、難しい曲をバリッとカッコよく弾けるようになってくれて大感激!
大人の生徒さんも秋のコンサートやコンクールに向けて練習が始まりました。
学生の皆さんもお出かけの合い間をぬって、今は各々基礎に戻り、じっくりと取り組んでいます。
来年発表会はどんな曲が弾けるだろうか、と楽しみです。

8月後半は、宿題の進行も気になる時ですが、がんばって乗り切っていきましょう!

第2部<連弾、アンサンブル>

2−1 楽しい夏を感じさせる曲で、南国風の音が心地よく響きました。1番から2番へのつなぎの部分や、終わりの音など、よくリズムがとれました。
2−2 きびきびとした演奏の行進曲でした。楽しい物語のオープニングとして、立派に弾けました。 2−3 3人連弾のデビュー、よく頑張りましたね。下のパートは沢山練習して下さり、よくまとめて下さいました。真ん中のパートはしっかりと舵取りができ、上のパートはタイミングよく上手に入ることが出来ました。 2−4 流行の曲で聴衆も喜びました。勢いにのって、楽しんで弾けました。 2−5 手拍子も入り、会場全体が盛り上がった演奏でした。選曲、演奏共に最高! 2−6 美しく高度に凝った編曲を見事に弾いて下さいました、さすが。流れがよく、心地よく聴けました。 2−7 名曲&難曲ですが、丁寧な練習が功を奏し、名演をして下さいました。音楽的で、段落がはっきりとした良い演奏でした。 2−8 工夫を凝らした手作りの良さを十分味わえるアンサンブルでした。楽器交替のつなぎもよく出来ていました。3人それぞれのピアノ以外の楽器の演奏が、また楽しめました。 2−9 クラリネットの美しいスケール、ピアノセコンドのテンポのとりかたやペダリング、プリモの難しい連打、など、さすがこのファミリーだから素敵にまとめられるのですよ!私のトライアングルはご愛嬌(笑)ですが、とっても楽しかったです。 2−10 1曲目、メロディーの受け渡し、楽章が変化するメリハリ…申し分ない演奏でした。2曲目、この演奏の右に出る者はいない!美しく涙が出るほどの感動でした。

5時間近くに及ぶ発表会も無事に終了し、演奏者からの感想がぞくぞくと私の方に届いております。また、来年から出演して頂ける生徒さんも暑い中聴きに来て下さり、沢山のお褒めのことばをくださいました。

発表会、充実した素晴らしい時を作り上げてくださった皆さんに感謝!!!

第1部が終了し、予定通り13:30から第2部が始まりました。
<ソロ>
2−1 安定した演奏で見事オープニングの大役を果たしてくれました。強弱、鮮やかな16分音符が良かったです。 2−2 3回目の発表会で、大分先輩らしさが感じられました。良い音で、曲の特徴をよくとらえて楽しんで弾けましたね。 2−3 技術も音楽性もあり、鮮やかな演奏でした。中間部のうたが素敵でした。 2−4 しっかりと弾けました。華やかで、かつゾクッとするストーリーの一場面を想像させる良い演奏でした。 2−5 舞台袖のただならぬ緊張もなんのその、素敵なワルツでしたよ!丁寧な練習の成果が表れて、大満足。 2−6 美しい音で弾けました。ポイントをおさえて練習に励んで下さった様子がわかり、嬉しかったです。 2−7 伸びのある音で、また良い勢いもある演奏でした。根気良く練習した成果が表れて満足です。 2−8 リズムにのって生き生きとした部分、対照的な中間部の粘りのある歌の部分を、それぞれ上手に弾けましたね。さすが! 2−9 音楽的にまとめられた良い演奏でした。第1テーマの潔い出だし、上手でした。 2−10 1曲目は明るい音でイタリアの雰囲気を十分に感じ、2曲目は、美しい音で紡がれた歌で物語を感じた、大変良い演奏でした。 2−11 序奏の部分、アンダンテの部分が難しいのですが、音楽的に立派な仕上がりになり感心しました。専門的な難曲に、この若さで挑めるなんてスゴイ…。 2−12 聴衆がわくわくする冒頭部分、第2テーマの音色の変化が見事でした。細部まで気を抜かずに練習したことにより、当日は勢いのある演奏が出来たと思います。 2−13 美しく華やかで、演奏者の魅力を十分に発揮した演奏でした。会場からも素敵な演奏に嘆息…申し分ありません!

ソロが終わると、連弾、アンサンブルの演奏となります。
お家の方、お友達、OB、OGや先生とのお気に入りの曲の演奏が楽しめるひとときです。
<連弾>
1−1 軽やかなリズムにのって、楽しさ溢れる演奏でした。ディズニー映画の一場面を思い浮かべながら聴いていました。 1−2 落ち着いて美しいメロディーを味わいながら一緒に弾けたことが嬉しかったです。最後の音まで丁寧に弾けましたね。 1−3 シンコペーションのリズムとメロディーのやりとりが上手でした。さすが! 1−4 本番にいきなり暗譜!で嬉しい驚きでした。生き生きとして心が弾む良い演奏でしたよ。 1−5 低音の支えとリズムが楽想の変化をよくとらえ、迫力ある演奏でした。最後、バッチリきまりましたね。 1−6 オーケストラの音を思わせる演奏でした。対位的な部分、やりとりが上手でした。 1−7 迫力ある演奏でした。プリモは特に、速いスケールと最高音の盛り上がりがgood! セコンドの、リズムとうたも素晴らしく、ドラマのいろいろなシーンが目に浮かびました。 1−8 メドレーで曲が移り変わっていくそれぞれをよくとらえて音楽的に演奏できましね。私個人として、この曲の音が好きだったので、一緒に弾けて嬉しかったです。 1−9 選曲から吟味し、曲の構成もしっかり考えるお二人の姿勢には、いつも心打たれます。音色も美しく、メリハリのある素晴らしい演奏でした。 1−10 難しい音でしたが、曲の流れを大事にした、丁寧な良い演奏でした。どんなに忙しい時でも、ピアノを大切に思って下さる姿勢に感動しています。 1−11 とにかく楽しくて…舞い上がっていました。楽譜の読みが深く、数々のご成長の証を大変嬉しく思いました。

発表会、無事終了しました! 皆様の熱演、感動でした。

何回かに分けて、ブログで一人一人にメッセージを送りたいと思います。
プログラムNo.で「自分のことだ!」とわかるようにしますね。
<ソロ>
1−1 デビューおめでとう!ステージマナーもバッチリで、楽しくしっかりできましたね。 1−2 出演までの舞台袖で、ワクワクして待っていましたね。安定した演奏ができました。 1−3 舞台袖の仲間の緊張感を和らげてくれてありがとう。演奏は男の子らしく勢いがありました。 1−4 本番に臨む勢いがすばらしく、名曲をしっかりと自分のものにできましたね。 1−5 表現力があり、勢いにのって良い演奏ができました。 1−6 男の子らしく、また、知的な演奏で、ていねいに練習して下さった成果が表れていました。 1−7 長い曲をよくまとめて音楽的に弾けました。1−8 男性的な作品の持ち味をしっかりと表現し、勢いのある良い演奏でした。 1−9生き生きとした表情で迫力のある演奏でした。 1−10 美しい音で曲の魅力を十分に伝えてくれました。 1−11 丁寧で、音楽的な演奏でした。集中してレッスンに臨んでいる姿が良い演奏につながり、嬉しいです。 1−12 曲に対して良く考察し、生き生きとした良い演奏が出来たと思います。
1−13 難曲もなんのその、美しい音で音楽的な演奏でした。ピアノが弾ける環境の大学生になれますように!待っています。 1−14 よく研究された美しい響きが印象的でした。誠実にピアノと向き合っている姿勢にいつも感心。 1−15 何を隠そう私自身ですが…高校時代に必死に弾いた曲を今では余裕を持って美しさを味わいながら弾けるようになったのも、恩師のおかげ、とこの場を借りて感謝! 

一昨日、ホールリハーサルをしました。
今回は時間に余裕があったおかげで、ホールの音響と照明、ピアノの特徴をよく感じ、納得することが出来たようです。

本番までの練習に、大いに役立てて頂きたいです!

あと1回、残り1/3の生徒さんのリハーサルが週末に控えています。

演奏時間&紹介で、本番の第1部が2時間強、第2部が2時間半という予定です。…とはいえ、少し長めになってしまうのが、私の計算のあまい所でして…

会の進行に欠かせない裏方の仕事、何人もの方に役割分担してお願いしております。皆様、快くお引き受け下さりありがとうございます!
安心して、私も自宅で司会のリハーサルです。

今年もこの時期がやって参りました。

第20回発表会は、7月9日(日)カピオホールで開催します。
第1部は10:30〜、第2部は13:30〜となります。

それぞれの部に、小2から大学&大学院生までがバランスよく配置されております。
大きくなった先輩方は小さい方の演奏に、「デビュー曲は○○だったなー、懐かしいな。」などと昔を思い出す一場面もあることでしょう。また、小さいお子様方は先輩方の演奏を聴いて「一生懸命続けるとこんな名曲が弾けるようになるんだ。」と励みになり、ピアノを習っている方の歴史や未来が縮図となった会です。

そして、なんといっても一番の感動は、連弾やアンサンブルの演奏です。
出演して下さるお家の方々の、めきめきと上達される様子や、編曲や楽譜の制作など手間や時間がかかることをこの会のためにして下さるお父様お母様には、本当に頭が下がります。

この会でしか聴くことが出来ない大切な演奏です。私も体調を万全に整えて思いっきり楽しもうと張り切っています!

穏やかな連休は、念願の「オペラ座の怪人」を観に神奈川芸術劇場へ行き、もう1日は娘と六本木のスヌーピーミュージアムに行き、楽しむことができました。
あっという間に現実に戻り、今は春の音楽会シーズンに向けて沢山の曲に囲まれています…。21日の本番、合唱伴奏から始まり、あと2回の勉強会(デュエット、管楽器の伴奏と、自分のソロ)があります。
全部通すだけで約1時間かかり、それを練習していくので大変な作業です。
でも、人に聴いて頂く機会があると練習にも良い緊張感があり、「あと何日で本番!」という時に今迄見えなかったものが見えてくることがあります。
この発見はとっても大きな喜びを感じます。
 
学生の間は『テスト!』などという恐ろしい名称の行事がありましたが、学生を終わって○十年経っても、時折の緊張感を大好きなピアノで味わえるのは幸せなことだと思います。

小学生の皆さんは間もなく運動会、中高生の皆さんは総体、と大きな行事を迎える時期です。練習や本番から多くのことを学んで、次はどうしたら良いか楽しく考えながら過ごしていきたいですね。

皆さんの日に焼けたお顔を見るのが楽しみです。