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昨日、サントリーホールで、久々にツィメルマンの演奏を聴きました。

ツィメルマンは「18歳でショパンコンクール優勝!」
という輝かしい経歴の持ち主。

年を重ねた今では、大家の王道を突き進むピアニストとして、世界中が注目しています。

プログラムは、
ブラームス ソナタNo.3、ショパン スケルツォ全曲。
アンコールは、ブラームス Op.10−1、ショパン マズルカ2曲。

ソナタの第3、5楽章 圧巻でした! そして、マズルカに感動です!

ポーランドの民俗舞曲であるマズルカは、日本人が弾くと、
不自然なアクセントや「ま」がある、いわゆる、”お勉強しましたマズルカ” になりがちです。

さすがポーランド人のツィメルマン様、自然にスーッと入ってくる音楽で、
マズルカ特有の陰影があり、大変に感銘を受けました。

アーク森ビルは、ショップ&レストランが充実しており、
南北線の駅がすぐ近くに出来、私がリサイタルをした(もちろん小ホールで、ですが)◯十年前と比べたら、
サントリーホールは益々快適なコンサートホールになっていました。

贅沢なひとときを過ごせました❤️

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 穏やかな年明け🌅 晴天続き。カラカラ天気。
ピアノは乾燥しすぎもダメなので、そして風邪対策にも・・と置いてある、
スヌーピーの加湿器。すぐに水がなくなってしまいます💦

受験生にとっては長い冬かもしれませんが、どうか今までの努力を十分発揮できますよう、
祈るばかりです。
全てのことが水面下で急速に新年度の準備を始めています。
あっという間に春は来ます!

先日、大学生の生徒さんが所属している、ピアノ愛好会のコンサートに行きました。
クラシックのみならず、ドラマティックなゲーム音楽や自作曲など、
演奏レベルも高く、心より楽しむことができました。

プログラムノートも興味深く、
曲への想いを込めたコメントや、どんな時に弾きたいと衝動に駆られるか・・
などが記されてありました。

人生様々なことがある中で、彼らにとっては、
ピアノとは人生を支え、心豊かにしてくれるかけがえのない友達であることが伝わってきました。

我が教室の生徒さんたちも、
自分の弾くピアノの音に癒されたり、ピアノで何かを語れるような、そんな大人になってもらえたらいいな〜、と願っております。

出来るようになった時の喜びを大切にし、更に向上しようという気持ちを育めるよう、
指導者としても頑張りたいと心新たに思った1月でした。

私にとって平成とは、大変充実した時代であったと思います。
結婚、出産、育児と、常に変化のある中で、ずーっとピアノを続けてこられたことに改めて幸せを感じます。

平成最後になる30年は、とにかく、ステージの機会を沢山頂いた年でした。

歌や器楽の伴奏、ソロ、通算50曲以上になり、
「なんで私ばっかりこんなに大変なの?!」思ったこともありましたが、
数多くご指名を頂けたことに感謝し、必死に頑張りました!

12月に入りようやく一段落、セミナーに参加したり、ルーベンス展をゆっくり鑑賞したり・・と
本来の生活に戻ることができました。

レッスンの方では、今年初めて発表会に出演された生徒さん方も大分慣れて、
すっかり根を下ろし、すくすくとご成長し始めています。
そして、先輩生徒さん達は、この冬休み中に大曲の譜読みを・・としっかり心得て頑張っています。

今晩には除夜の鐘が鳴ります。良い年でした。

🎵1つの音を連続して弾かせれば、実力がわかる!

中学生の合唱祭を聴いての感想です。
3学年で14クラス、心のこもった歌に酔いしれるひとときでした。
そして、職業柄、ピアノ伴奏に関してなるほど・・と思うことがありました。

歌の伴奏は同じ和音の連続が多く、その弾き方で
「あ、この人は上手。」とか「う〜ん、イマイチ。」とわかってしまいます。
同じ音だからといって、ただ「おんなじだ〜、楽だ〜」と弾いていると、工事現場のドリルの音のようになってしまいます(音楽的には❌)

例えば、1拍を2つに分けた和音の連続だったら、(1ト2ト3ト・・)と拍を感じることを忘れずに弾くことで、音楽が心地よく前に進みます。
具体的に言うと、1、2、3、が下に打つ音で、トは上に持ち上げるイメージで弾くと良いと思います。

更に、同じ和音でもバスの変化により、盛り上がっていくのか、納めるのか、また、戯れているのか・・など
多様なキャラクターがあることに気づきます。

と、偉そうに言っているこの私も、以前<メンデルスゾーンの厳格な変奏曲>をレッスンに持って行った時、
「同じ音が5つ続いている所は、どー弾くの?」と師に問われて、「へっ?!」(全然考えていなかった💦)大反省! 人のことを言えた義理ではないかもしれぬ・・。

最後にもう一つ、勉強会で聴いたクラリネット奏者の1音のロングトーンが絶妙でした。クレッシェンド、デクレッシェンドがあり、息の圧による微妙な変化があり、ピアノでは出来ない表現を限りなく羨ましく感じました。

1つの音、奥が深いですね。

土浦市一大イベント「全国花火競技大会」(今年は台風後の強風による事故のため、途中で中止になってしまいましたが💦)から始まった10月。

まず、太極拳の研修会がありました。行方市のレイクエコーは遠かったけれど、北浦を一望できるとても素敵なところでした。
研修会は、レベル別のクラスで細かい指導を受けられたので、大変有意義でした。
”動作は常に腰から起こす”ということ(手先が先に行ってしまってはダメ)は、ピアノにも通ずること。共通点を見つけては、一人でホクホクしております。
帰りは美味しい佃煮をお土産に買いました😄

ピアノの方もセミナーがありました。
ベートーヴェン「テンペスト」をテーマに、”曲の構造をしっかり把握して演奏をする為には、どれだけ奥深い考察をしなければならないか” ということを再認識しました。
ベートーヴェンと言うと、ピアニストのケンプの演奏は素晴らしい!先生も熱く語っておられました。私の経験では、ベートーヴェンピアノ協奏曲第3番の第1楽章第2テーマを聴いた時、体が脱力して動けなくなるほどの感動を味わいました(こういうのを、腰が抜けたっていうのですよね、きっと)。
現代も達者な演奏家は数多くいるけれど、ケンプのベートーヴェン魂にかなう者はいません!
是非是非、聴いてみてください!

内容の奥深い研修会、セミナーで少しは心構えが改まったかな?
来週から立て続けにある3回の演奏会、頑張ります。

記録的な猛暑だった夏から一転、あっという間に秋の気配が深まりつつあります。

発表会でもお伝えしましたが、「小学生時代の基礎の積み重ねが、いかに大切か。」ということをご理解して頂けたようで、皆さん黙々と基礎の練習に励んでくださっています。ありがとー😃

昔から、手の形云々は当然の指導項目なのですが、それだけではなく、①手首の使い方 ②色彩感を養うこと ③ペダルを使用した時の響きのまとめ方 を早い段階からお伝えしています。
小学生のみならず、中高生、大学生を含めた大人の方も、いろいろなことを感じ取り楽しみながら弾いて下さるので、指導者としては大変に喜ばしいこの頃です!

「芸術の秋」と云うからに、学校生活では音楽祭の伴奏を担当している生徒さんも益々張り切っている様子。私も、10月と11月に2回ずつ、1月に1回の本番があり、20曲は軽く超える練習が始まりました。

忙しいのですが、皆さんと楽しく会話をしながらのレッスンは、大切なリフレッシュタイムです♪

第2部(連弾、アンサンブル)

Ⅱ−1 息のピッタリ合った演奏で、ストーリーに合わせた強弱が楽しめました。 Ⅱ–2 速い音階も上手に弾け、転調した部分もよくでき、楽しく弾けました。 Ⅱ−3 美しい流れでバランスよく、素敵な情景が思い浮かべられる演奏でした。 Ⅱ–4 元気いっぱい、南国の雰囲気が楽しめる演奏でした。 Ⅱ−5 気持ちよく流れに乗って弾け、充実感を味わえました。 Ⅱ−6 長い曲でしたが、よく頑張り、威厳あるライオンの表現が上手でした。 Ⅱ−7 めまぐるしく変わる各曲の特徴をよく捉えて、リズムよく楽しく弾けました。 Ⅱ−8 合いの手のリズムがよく、勢いのある演奏で楽しめました。 Ⅱ−9 水の動きを表すアルペジオの最後の部分がきらびやかで、印象的でした。 Ⅱ−10 リズム感があり、シンコペーションによく乗れた爽やかな演奏でした。 Ⅱ−11 バスの動きとメロディーの進行がよく合っていて、長調の部分も上手に弾け、楽しめました。 Ⅰ−10 神秘的な雰囲気が映像を思い起こさせ、また、テンポの変化も潔く、カッコ良い演奏でした。 Ⅱ−12 バランスよく、和声感もあり、センスの良いまとまった演奏でした。 Ⅱ–13 ピアノ1st、2nd、vln.共、役割をしっかり果たし、鉄琴のしっかりした良い音とテンポに乗った、醍醐味を味わえたファミリーの演奏でした。 Ⅱ−14 変拍子の多い難しい曲ですが、スケール大きい歌が魅力的に演奏できてすごいです。 Ⅱ−15 1st、2ndのやり取りが面白く、感動的。いつも華やかな最後を飾ってくださり感謝!です。

第2部(ソロ)

Ⅱ–1 ペダルが上手で、豊かなアルペジオの響きが広がった素敵な演奏でした。 Ⅱ–2 中間部の和音の変化が上手に出来、落ち着いた良い演奏でした。 Ⅱ–3 強弱がはっきりとついた表現力のある良い演奏でした。 Ⅱ–4 勢いがあり、場面の変化も良いテンポで上手に弾け、楽しめました。 Ⅱ–5 良いテンポで、難しい和音も見事に弾け、メロディーとのバランスも良かったです。 Ⅱ–6 美しい音で3拍子によく乗れた丁寧な演奏でした。 Ⅱ–7 落ち着いてメロディーを歌えた素敵な演奏でした。 Ⅱ–8 綺麗な音で、曲の特徴をよく捉えて弾けました。 Ⅱ–9 心のこもった演奏で、対照的な2曲の表現が上手でした。 Ⅱ–10 良いアーティキュレーションで、音の伸びと16分音符の流れが美しかったです。 Ⅱ–11 落ち着いて安定した音楽的な演奏で、風格を感じました。 Ⅱ–12 表現が大きく、よく歌え、形式も整った演奏でした。 Ⅱ–13 美しい音で、長いフレーズを感じてよく弾けました。 Ⅱ–14 流れがよく、なめらかな左手のアルペジオが全体の演奏を引き立てました。 Ⅱ–15 左手の進行が上手で、スフォルツァンドがベートーヴェンらしい良い演奏でした。 Ⅰ–13 よく集中した演奏で、温かい響きを持った素敵なワルツでした。 Ⅱ–16 印象派の特徴をよく捉え、曲の構成もよく考えられた演奏でした。 Ⅱ–17 良いテンポで、めまぐるしく変わる曲想の変化を見事に、そして楽しんで弾けました。 Ⅱ–18 勢いがあり、「ま」もタイミングよく、見事な演奏でした。 Ⅱ–19 レジェーロの動きが綺麗で推進力があり、中間部は大人の雰囲気が感じられる音楽的な演奏でした。

第1部(連弾)

Ⅰ–1 兄弟の連弾が実現!兄のリードに弟がしっかり乗り、元気よく楽しく弾けました。 Ⅰ–2 元気いっぱい、リズミカルな行進曲でした。 Ⅰ–3 選曲がgood!で、綺麗な高音のメロディーとお母様とのメロディーの掛け合いが良かったです。 Ⅰ–4 落ち着いて温かみのある音で素敵に弾けました。 Ⅰ–5 シンコペーション、スウィングのリズムがよく出来て楽しい演奏でした。 Ⅰ–6 勢いに乗って、カッコよく決まりました。 Ⅰ–7 セコンドのリズムによく乗れ、雰囲気を十分味わえた演奏でした。 Ⅰ–8 メロディーをよく歌い、変奏のリズムも歯切れよく、いろいろな趣が楽しめました。 Ⅰ–9 大人だからこそ、という選曲、雰囲気に十分納得できました。 Ⅰ–11 メロディーの掛け合いがとても豊かな響きを持ち、盛り上がりも感動的でした。 Ⅰ–12 低音のテンポ感がよく、しっかりまとまった演奏でした。

第1部(ソロ)
Ⅰ−1 短調と長調の雰囲気の違いがよく表現され、落ち着いた演奏でした。 Ⅰ–2 安定したテンポでペダルも上手にできました。 Ⅰ–3 16分音符の音階がとても綺麗で、強弱もはっきりつけられました。 Ⅰ–4 勢い、メリハリがあり、華やかな良い演奏でした。Ⅰ–5 変奏曲の特徴をよく捉え、よく歌えた音楽的な演奏でした。 Ⅰ–6 左手の和音がしっかり弾け、右手のメロディーはなめらかで、最年少でも堂々とした立派な演奏でした。 Ⅰ–7 リズム感のある、はっきりした良い演奏で、たくさん練習した成果がよく伝わりました。 Ⅰ–8 左手の対旋律と複雑な和音が上手に弾け、楽しんで弾いている姿がとても良かったです。 Ⅰ–9 速いパッセージ、和音のバランスもよく、心のこもった良い演奏でした。 Ⅰ–10 同じメロディーの繰り返しも強弱の工夫がされていて、和声感のある素敵な演奏でした。 Ⅰ–11 落ち着いて重厚な雰囲気が伝わる、良い演奏でした。 Ⅰ–12 左手の波を表す伴奏やギターの伴奏の表現が上手で、右手はよく歌えて、美しくまとまった演奏でした。 Ⅰ–14 丁寧によく歌い、中間部の雰囲気の変化も上手で、構成力と音楽性を感じる良い演奏でした。 Ⅰ–15 同じメロディーでも、和声によって月の趣が異なる味わいが、よく表現できた演奏でした。 Ⅰ–16 中学生の時には良さもわからず弾いていましたが、シューマンの魅力が開花し始めた魅力ある作品だと気付き、再度挑戦できて良かったです。